戦後史の解放I 歴史認識とは何か: 日露戦争からアジア太平洋戦争まで

戦後史の解放I 歴史認識とは何か: 日露戦争からアジア太平洋戦争まで (新潮選書)

戦後史の解放I 歴史認識とは何か: 日露戦争からアジア太平洋戦争まで (新潮選書)


日本がアジア太平洋戦争に至るまでの過程を、「国際主義の放棄」と「国際感覚のズレ」にフォーカスして非常にわかりやすくまとめてある。

「パリ講和条約」等リベラルへと進む国際環境の変化に全く気づくことができず、それを偽善と断罪したうえで孤立主義に走る日本の姿が何とも痛々しい。

「迎合」ではなく、国際社会はどう捉えているか、他国からはどう見えているかについて、思いを巡らせることができているか、今の日本もなかなか覚束ないところがあるように感じる。

靴のカビをとる(マイスターシリーズ sk1931)

カビ取りクリーナー 70ml 瓶

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今一番この世で憎いものっていったら「湿気」なんですよね。

底が薄くなってオールソールだそう思って置いといた革靴が一瞬でカビました。

スコッチグレインのそんな高くないやつだから、1万円とかでカビのクリーニング出すのもコスパ的にどうかってことでAmazonでカビ取りクリーナー1000円くらいで買ってみたら普通にきちんと青カビ取れました。

まぁ本格的に根こそぎ落とすならクリーニング出したほうが良いんだろうけど、これ便利だね。

梅雨んなる前に予防的に塗っとくのがいいのかも。

ソナチネ (1993年)

 最近というかここ数ヶ月なんだけど、うちのテレビが映らない。

 なんか地デジが受信できないんだけど、特にテレビを観たいわけでもないので、大家に連絡するのもダルいし放置してる。

 まぁだから割りと映画を見たりする感じになる。

 

 北野武ソナチネもそんななかで適当に選んでみたんだけど結構面白かった。

 

 あらすじ

 たけしはヤクザの組長でヤクザ辞めたがってる(死にたがってる)。

 

 まぁそんななかで上の組長に沖縄の闘争に参加して来いやって飛ばされるんだけど、それはたけしのシマを欲しがってた組長の罠で、なんやかんやヤバイことになる。

 

 そんななかでも真っ青な空と海の沖縄でたけし以下ヤクザは子供みたいに遊び耽る。ロケット花火やったり・紙相撲やったり。

 

 一方で、部下は爆殺されたり、キャッキャ遊んでる中銃殺されたりとか異常な死の臭いが周りには立ち込めてる。

 

 さいごはまぁお約束通りたけしが落とし前つけておしまい。

 

 いいなっておもったとこ

 「キタノブルー」って言われてる(ほんとに?)映像ももちろん良かったんだけど、ヤクザの舎弟達のやりとりが良かった。

 

「中野のキンジョウって奴知ってる?」

「え?」

「ほら スーパー強盗入って立て籠もったやつ」

「知らねぇよ」

「ナンバラって暴走族知ってる?」

「お前な 悪いやつばっかり知っててよ もっとなんかいねぇのかよ

 甲子園出た とかもっとマシなやつよ」

 

最高にいい会話だ。

 

 

こんな感じの良い風味の会話が随所にあって、時間も90分強くらい。

最期はたけしがきちんと落とし前つけるいい映画だなって思う。

寺島進って特にスキじゃないけど、たけしの映画で舎弟やらせるとホント最高だね。

 

 

なので週末は「ブラザー」を借りてみます。

これは140分もあるね。

 

ソナチネ [DVD]

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